2022年4月 -
鹿児島陸の玄関口とされる鹿児島中央駅近くで、当時地域の人々が通っていた朝市はとても温かみのある空間でした。立ち寄りやすく、とても親しみやすいおじさん、おばさんの声に朝から元気をもらった人も多かったはずです。しかし2018年には、後継者不足といった問題で軒並み閉まってしまいました。
そこで Li-Ka1920 アーケードの一角で、鹿児島のファーマー・クラフトマンたちによる小さな市を通してそこに暮らす人や訪れる人に鹿児島の豊かな食文化を紹介する場を隔月ペースでスタート。親しまれていた朝市や駅周辺の歴史文化を、新たなかたちとして興していくことにも寄与できればと思っています。次世代の鹿児島中央駅市場コミュニティとしても少しずつですが広げていきたいと考えています。
また Li-Ka1920 から発信される一つの企画として、地域とより深いつながりが創られていく場として期待されています。1年目の開催を通じて出店は自然と紹介制ともなっていきました。居心地の良いコミュニティが自ずと広がっていく光景が小庭市にはあります。信頼できる仲間からの紹介、応援したい仲間との繋がり。出店メンバー内での交流から、その後の企画などにも繋がっています。かごしま小庭市に興味のある方はぜひお問合せください。
かごしま 小庭市
〜 ライカ1920 リトルガーデン・マート〜
鹿児島市中央町19-40 Li-Ka19201階アーケード内
隔月日曜開催 10:00 – 16:00
「かごしま」というひとつの庭には、美味しい野菜や果実、癒しの草花、生き物、そして一緒にいて心地のいい仲間があつまっています。庭から収穫してきた、新鮮で旬な品々を信頼できる仲間からうけとると、平和で幸せな空気と時間がうまれ、安心して暮らせる毎日が続いていくことでしょう。第3日曜日は買いもの籠を手に、「かごしま小庭市」へ旬の品を朝摘みにでかけましょう。気の合う仲間たちも待っています。